felt F85 (2015) に3ヶ月弱乗ったぞレビュー

2月に衝動的に購入した felt F85 ですが、3ヶ月弱で走行距離は街乗りメインで1000km程になりました。

おおよそ、100km未満の近所移動用に使用しています。
なので、速度重視の前傾深めポジションとなっております。

さて、現時点での感想や変更点など軽くインプレッションしておきます。

 

■ 現在の姿

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街に溶け込む地味系のハイスピードバイクとしては、なかなかの出来になったかなと思っております。

■ 変更点

  • ホイール(手組ホイール)
    リムハイト35mm 32Hの手組ホイールを装着しました。
    これは体重100kgオーバーの自分用に、ガリガリのパッツンパッツンにスポークテンションをかけた、超高剛性ホイールとなっております。
    重量は1800g程度ですが、乗り心地もよく踏み込むと簡単に35km/hまで加速してくれます。

    純正と比較すると、巡航時の速度が27km/h → 30km/hに上がった感じですが、純正も値段を考えるとかなり良く出来ており、財布に余裕が無い方はしばらく交換しなくても良いんじゃないかなと感じました。

    ただし、やはり剛性が高くリムハイトも少しあるので、高速巡航はかなり良い。
    ゆるい追い風や、車の影に入ってスリップストリームが使える状況だと、35~8km/hで楽にペダルを回すことが出来るので、交換して良かったなと感じています。

  • ブレーキ(105ブレーキキャリパー)

     

     

     

    5800系になって、ブレーキキャリパーの構造がデュアルピポットに変更になりました。
    下ハンドルを持っていると、2本指でリアが浮き上がる程のブレーキをかけることができるので、かなり良い買い物だったと思っています。

    これは、いろいろな人にお勧めできるパーツだと思います。マジで。
    フロントだけでも交換すると、下りや、とっさの時のブレーキングにかなりの違いが出ると思います。

  • ハンドルステム(130mm 3T)

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    か、格好いい(うっとり)
    最初はハンドルが遠くなるし、高めにするかと逆付してみましたが・・・

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    見た目がダサかったので、ボツ。
    すぐに逆付をやめました。

    どーせ100km以下の近場しか乗らないんだから、格好命で良いよね(笑)

     

    3T(スリーティ) ARX2 TEAM STEALTH +-6° 130mm ST-3T-079

    3T(スリーティ) ARX2 TEAM STEALTH +-6° 130mm ST-3T-079

     

     

    ごほん。ちょっと取り乱してしまいました。
    自分の体には、少々(madone は 520サイズでピッタリに対して、F85は510)窮屈に感じていたのと、やまめ(お辞儀)乗りを試してみたくて購入しました。

    付けてから測ってみたら、madoneと同じジオメトリに寄せられただけで、自分のポジション的には、あまり変化が無かった(笑)
    中華街往復で、70km弱走りましたが、変な痛みなどは無く良い感じ。
    madoneと比較するとハンドル位置が2センチほど低い。

    もしかすると150mmに変更するかも。

  • ペダル(MKS トラック&トゥークリップ)

     

    MKS(三ヶ島) プライム シルバン トラック [PRIME SYLVAN TRACK] ペダル シルバー

    MKS(三ヶ島) プライム シルバン トラック [PRIME SYLVAN TRACK] ペダル シルバー

     

     

    何に乗るにも、これを付けちゃう位に気に入っている三ヶ島のペダル。
    手前についている引掻きが、トゥークリップをキャッチするのに最高に良いです。
    回転性能も剛性も良く、madoneはビンディング用に変更しましたが、戻そうか悩むレベルです。
  • サドル(SMP EXTRA)
    EXTRA エクストラ SELLE SMP セラ SMP サドル ブラック

    EXTRA エクストラ SELLE SMP セラ SMP サドル ブラック

     

     これまた、お気に入り。
    自分のおしりにはぴったりです。

    体が固めなので、尾てい骨が少し前傾する乗り方をしていても、どこも痛くなりません。
    100km以内なら普通のトランクス+ジーンズで走りますが、平気なくらいクッション性も良いです。

    ただ、更なるスピードを求めて、現在ペダリングを工夫し始めたので、またサドル沼に沈む可能性が出てきております。

  • サドルバッグ(BV ストラップ式)

     

     
    しばらくTOPEAKのサドルにレールを付けるタイプを使っていましたが、なんとなく見た目が気に入らないのと、他の自転車に付け替えるのが面倒で、ストラップ式を購入してみました。

    複数台の自転車を使い分けている人には、TOPEAKのようなレールをサドルにつけるタイプは、少々ダルいかと思われます。
    これに、携帯灰皿とパンク修理キット、予備チューブ、携帯工具を入れてまだ余裕があります。

  • 空気入れ(ACOR)
    ACOR(エイカー) AMP-21301 ミニフロアポンプAS3

    ACOR(エイカー) AMP-21301 ミニフロアポンプAS3

     

    車体とは関係ありませんが、マジで具合が良いので、ついでに紹介。
    一番の特徴としては、エアバルブの部分にネジを回して固定する方式だというところです。
    きちんとハマると、絶対にポンピング中に外れないし、ホースも長めなので非常に入れやすい。
    あと、メーターが飛び出すアクションが、格好良い!
    ニヤニヤ笑いながら、「シャコッ!!」っとしてしまう事うけあいです。

    これまではパナレーサーやブリヂストンの、レバーを起こして固定するタイプの空気入れを携帯していました。
    しかし、疲れ果てた時にはめづらかったり、1年ほどで固定が甘くなりエア漏れがあったり小さな不満がありました。
    値段も安いので、具合が悪くなったら1年ほどで買い替えをして、使い捨てに近い運用をしてきました。

    ACORのこのポンプはゴッツいので、人によってはそれでアウトになるかもしれませんが、気にならない方にはオススメです。

ほとんど弄らずに乗っているつもりでも、書き出してみると結構ありますね。
次はハンドル交換をしようか悩んでおりやす。

信頼の置ける長いステムが3Tからしか出ておらず、DEDAのハンドルが選べないのが悲しい。。。
調べてみると、DEDAはステムもDEDAでないと危険が危ないらしい。

上ハンドルが平面で、下ハンドルが開いたタイプのハンドルにして、長時間下ハンドルを持てるようにしつつ、上ハンドルも楽な形状にしたいのです。

 

ほ、ほしい。

いや、、、高い。

 

いやいや、、、欲しい。

 

さて、物欲と戯れながら寝ることにします。

ではでは! 

Calamita due+を試乗してきた | カラミータ デュエ

クロモリフレームでも、ちょっと乗ってみようかなと思いつきレンタルしてきてみました。

感触を忘れないうちにメモ。

ACTIONSPORTS OFFICIAL WEB

 




Tig溶接&カーボンフォークのCalamita dueに、多くのユーザーが待ち望んでいたSTIシフトレバーに変え操作性を「プラス」。
さらにE.D.(Electoro-deposition)コーティングにより、透明感のある独自のカラーリングを「プラス」。クロモリフレームというトラッドな素材に近代的な操作性と都会的なカラーリングを施し、よりファッション性を「プラス」したニューフェイス

 在庫限りの商品!?!?
ありゃりゃ貴重なクロモリ&STIのチャリが無くなるのか。

 

【インプレ】

踏み出しは、若干重いものの進みは良好。
力強く踏み込むと、パワーロスがそれなりにありますが、足の重みプラスαくらいの力でペダルをテンポよく回すと、どこまでも走れそうな気持ちの良いバネ感がありました。

 

また、フォークのベントが強めなので、直進安定性が強くぼんやり走っていても走行ラインが乱れづらく、これまた長距離走に向いた感じです。

振動吸収性も良好で水面を走っているような、なんとも言えない心地よさがありました。

ちょっとしたダンシングをしてみると、横剛性はそこまで高くなく左右に振ると少々重い感じがしましたが、ゆっくりと大きなストロークで振りながら坂を登っていく感触としては悪くない感じでした。

 

おそらく18~25km/hほどでゆったりと乗っているぶんには、心地よくてどこまでも行ってしまうのではないでしょうか。

で、この走行性能で10万円という値付は、結構良いバランスだと思います。
ロングライドや街乗りを気兼ねなくでき、時間に余裕を持って走れば200kmとか一日で走れてしまいそう。

褒めちぎりましたが、個人的にはハンドルとブレーキは良くないなと感じました。

ブレーキは単純に効きが悪い。タッチも悪い。
多分自分が購入するなら、納車時に105に変えちゃいます。

ハンドルに関しては好みもあると思いますが、下ハンドルの確度が微妙で、手が小さい自分ではかなり深く前傾しないとブレーキに届かず、下ハンドルの手前部分も傾きすぎていて握りづらかったです。

多分これも、すぐに交換しちゃいそうです。
そうだな・・・この辺りにしそうだな。 

Deda ELEMENTI(デダ・エレメンティ) RHM 02 ドロップバー (31.7) (ホワイト, 420mm(外-外))
 

 

 

サドルはお気に入りのSMPかな。  
こいつも、そこそこ走りこんでお尻が出来上がっていると100kmくらいはレーパン要らずのスグレモノです。

 

ホイールは、そこそこ良く転がるので変えないと思う。
あまりお金をかけずに、気持よく走れる仕様にして、毎日乗りたい感じです。

 

【比較】

独断と偏見で、これまで乗った車両と比較すると・・・

進み具合はGiant Paceと同じくらい。
でも、心地よさは圧倒的にCalamita due。
スピードが伴うバネ感はFelt F85が何故か一番w


150km以上のロングライドをするなら、最強はCayo EVOだが、、、ちょっとだけ疲れる代わりにスピードが速いのはMadone4って感じでしょうか。
しかし、時間に余裕があって、何日間か宿泊しながら走るなら、、、、Calamita dueを選びそうです。

 

【総評】

朝早起きすることが出来ない自分的には、もう少しスピードが欲しいところですが、3割引きとかで販売していたら、うっかり連れて帰ってしまいそうです(笑)

しかし、カタログから消えてしまうのは寂しい限りです。

Felt F85 ファーストインプレッション

お久しぶりの更新となります。

さて、表題の通りFelt F85をゲットしたので、忘れないうちにファーストインプレッションを書き留めておこうと思います。

 

雑な写真でスマソw

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【ルックス】

見ての通りとても地味というか、ロードバイクっぽくありません。
じつは、これが購入動機のかなり多くを占めていたりします。

一筆書きで説明するとですね・・・

そこら辺を普通の格好で走り回り、適当に駐輪しても盗まれないか、不安でソワソワしなくても良い、ロードバイクが欲しかった!

 

え、クロスバイクで良くね?

という声が聞こえてきますね。 はい。

で、次の購入動機の章へと進みます

 

【購入の動機】

もうね、一言ですよ!

いいですか・・・?

 

クロスバイクは、あちこち痛いし疲れるねん!!

 

あ!
石を投げないでください。 いたいっ
瓶もダメです、か、、缶は中身を飲んでから・・・・    グフッ

 

と、いうのはおいておいて、本題のインプレッションに進みます。

 

【ファーストインプレッション】

はえぇ!!

意外と乗り心地良い!(当社比)

ドロップ最高!!

以上!

・スピード

50kmほど平坦路を走ってみた感想です。
平均巡航速度は24~27km/hで、フルカーボンでアルテホイールなMADONE4と遜色ありません。(汗)
2.2kgもあるホイールが付いている自転車だとは、自分でも信じられない気持ちでいっぱいになりましたよ。。。マジで。

さすがFeltってところで、踏み出しの軽さと加速の良さは特筆モノです。
0~25キロくらいの加速は、MADONEと変わらないような、そうでもないような。

28キロくらいまでは、ぼんやりペダルを回していても、巡航は苦しくありませんでした。

ペダリング

あと、回すペダリングと、踏み込むペダリングの両方を試してみましたが、どちらも良い感じに進みます。

・ブレーキ

みなさん、ダメだと言っていますが・・・
乗り出す前に105に変えちゃいました。
よって評価なし!

・変速性能

TIAGRAモデルですが、多少グズる事はありますが概ね問題なし。

フロントはヌルヌルでは無いですが、上がらなかった事は無かった。

リアは、稀にクランキング1周で変わらず、2週目で変わることがあるくらい。

・乗り心地

思っていたより良いです。

路面が露骨に荒れているところでは、結構刺さりますが、都内の道を走っている分には、問題を感じません。

流石アルミの魔術師という異名をもつ方の設計だと、感心しました。
乗り心地で言うと、最初に乗ったGIANT PACEと変わらない感じ。
じゃぁ、踏んだらグニャっとするのかなと、力を込めて踏み込むと一瞬のタメがありビョーンと加速します。

 

なんで、このアルミバイクにはバネ感があるんだ!?

と、混乱しながらしばらく走っていましたが、慣れると非常に具合が良い。
これは、ホイールが良い仕事をしているのかなぁ
だって、アルミフレームだぜ? どうなっているんだぜ?
後日別のホイールで走ってみたら、色々分かりそう。


もう少し走りこんでみないとなんとも言えないけれども、これでも200kmくらい走れちゃいそうな・・・

MADONE4より2割増し疲れるけど、時間差は無し。
という結果になりそうな予感がする。

 

まぁ、こんなところかなぁ。
以下は独り言的なこれまでの経緯など。
長いので、暇な人以外は戻るボタンを押しましょう。

 

【記事分けようかな、、、長々と】

これまではTREK MADONE4と、Jamis Coda Sports(改)の2台体制でしたが、これがどーも不満でふまんで。。。

 

Coda Sportsもホイールとブレーキを交換したところ、巡航速度は25km/hほどになりMADONEの28km/hにせまる勢いになっていました。

 

じゃー何が不満かというと、ずばり!!

 

「ドロップハンドルじゃない事!」

 

ストレートハンドルは、とにかく手首が痛いのですよ。
1時間以上乗る気が起きない。

じゃあ、、、ってわけで
ブルホーン or ドロップハンドル化をしようとして、色々と調べたところシフターがいい感じに付かない事と、ジオメトリ的に今ひとつということ、、、そして意外と費用がかかる事から断念。

だったら、ロードを買っちゃいなよという金額(5~6万)になってしまいました。

んで、仕方がないので、ちょー高級グリップを購入して付けてみました。

 

 

「大分良い!」 

 

かなり手を置く位置に自由度ができ、手首や手のひらの痛みからは開放されました。
クロスバイクに乗っている人には、値段なりの価値はあるのでお勧めしますよ!

 

ダガシカシ!

◯クビ痛いねん!!


これも2時間を超えたところ、距離にして30kmちょっとで手首の痛みとの戦いに入ります。

これって、「ちょっとラーメン食べに厚木まで行こうかな」とか思うと、帰りには自転車を投げ捨ててタクシーで帰りたくなってしまう気持ちを、美味しかったラーメンの記憶でごまかしながらの2時間半になるわけです。

で、帰って来て思うのです。

「おれ、なんでMADONEちゃんで行かなかったんだろう」

 

正直ですね、私は余程の事がないとMADONE出せません。
総額いくらやねん、、、とか、、、美しい造形に対する愛着とか・・・
シートポストとトップチューブが合流するところのセクシーなくびれちゃんにゾッコンなんですよ。(照)

んで、いろいろ考えると、イベントに出る時くらいしか出したくない。

1.MADONEで出かけると、ランチ食べる時も、コンビニでトイレにいく時も、自転車から離れると不安でふあんで、、、とにかく気が気でない。

2.じゃー、程々の愛着とお値段のクロスバイクで行ったれ!

3.手首もげそう。。。

の無限ループにハマり、徐々に自転車で30km以上の移動をしなくなって来てしまっていました。

 

こうなるともう、ロードバイクを買うしか無いんです。
クロスバイク的な使い方を出来るヤツで。

 

でもなー高いなぁ
やっぱ買うならクロモリだなぁ
そうすると無限に走れそうな、そこそこ速いやつ欲しいなぁ
あれもいいな、これもいいな
あれ? 結局20万?
などと、悶々とここ1年程を過ごしてきて、この在庫処分のセール時期に、えいやっと乱暴に扱えるアルミバイクを衝動買いした訳です。

 

唐突ですが、明日も早いので寝ます。
ではまたね!

2014 コーダスポーツ 大改造メモ

さて、focus cayo ev6 のフレーム破断事件から数週間が経ちました。
ショックで寝込んでいても体重は減らないので、復活計画が進行し始めました。

 

予算の関係で、ニューマシンはこの子になりました。

じゃじゃーん!! コーダスポーツ!!

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 決め手になったのはフレーム材質がクロモリであることと、リアエンド幅が130mmであることです。

 

購入前に考えたこと

 

 クロモリフレームについては、独特のバネ感があり重量からは想像の出来ない進みの良さがあります。
 また、2013モデルまではレイノルズ520のクロモリパイプを使うなどして、このコーダスポーツは走りにかなりこだわったモデルとして有名で、フレーム性能に関しては心配なさそう。
今年のモデルから無名のクロモリパイプを使用するようになったのは残念ですが、一流メーカーの「人生を変える可能性がある自転車、ナンバーワン」を冠した自転車が急にダメバイクになるとは思っていませんでした。

 買って1週間ほど乗り回してみましたが、その印象に変化はありません。なかなか良く進む自転車です。

 次に、リアエンド幅130mmというのは、手持ちのロードホイールが利用できる事が最大のメリットで、手持ちのアルテグラホイールを引き続き使用したかったので、ほぼ必須条件としていました。

 

 

コーダスポーツで不満な点

  • スピード
    当たり前ですが、ロードと比較すると遅いです。
    その部分についてはホイール交換で、そこそこ解決出来そうです。
  • 手が滑る
    バーテープを巻いてないハンドルってこんなに滑るのね!!
    エルゴっぽいグリップが付いているけど、汗をかくと滑って怖いです。
  • 手首が痛い
    これ、あかん。 ストレートハンドルを持ち慣れていないせいか、すごく手首が痛くなります。2時間が限界。 ってことは50kmくらいしか移動できない。 ってことは寂しい。
  • ハーフクリップの約立たずめっ
    オシャレ感を出そうと、ハーフクリップにしてみましたが、全然役立たずです。
    回すペダリングをするための矯正は出来ますが、全然引けないのでパワーが半減してしまいます。
    これはやはり、フルサイズのトゥークリップにチェンジするしか無い。

 

改造予定一覧

いやー怖いですね。気がついたらフルTiagra化するための部品探しをしていました。
どうせならドロップ化してしまうか・・・6〜8万・・・
あ、クエストスポーツが買えるじゃんwww

 

 ということに気づいて、軌道修正しました(汗)

 

落ち着いて考えると、10S化するかどうかでかなり差がある。
多分クランクも交換ってなると・・・DeoreXTで組んでも6万くらいかかっちゃいそうです。

 

えぇぃ!! 冷静になれ! 俺!!!!

 

クロスバイクにそんなにつぎ込んでどうするんだ!!

走りゃいいんだよ! 走れば!!


最小限の費用で、アルテホイールにはまる8Sにするぞ!

とりあえず、改造はここまでとして、これで100kmくらいまで走れる様になれば、長く相棒として働いてもらうし、新たに問題が出てきてしまったら里子に出してロードを買う資金にしようと思います。

盆休み中の目標走行距離は400kmだな。 楽しみになってきた。

なんて勿体無いことを・・・

強烈な出会いだった。
半年に一度あるかな? くらいの楽しさだったのに俺は曖昧な微笑みを浮かべてスルーしてしまった。
後悔先に立たず。

 

時はさかのぼって1.5時間ほど前。

彼女は池袋から明治通りで新宿に向かう上り坂を、俯きながら少しだけ苦しそうに自転車で登っていた。
俺は、追いついてしまったものの、暑さで体調も悪くクランクからも奇妙な音がしていたので、追い抜かずゆっくりと彼女の後ろを走っていた。

俺は若干よろけながら苦しそうに登っている彼女を見て、後続車との接触などをしないように車道側に大きく寄ってブロックラインを走っていた。

俺が車道側に大きくオフセットしているためカーブでは後続車は抜いてこない。

直線になり視界が開けると、すぐ後ろにいたハゲのロードバイクが猛烈な勢いで追い抜いていった。
そして更に数台の車が俺達を追い抜いていった。
追い抜いた車は、すぐに前の車にひっかかりだらだらと上り坂を登っていった。
ハゲは頂上にある信号を無視して爆走してった。

 

あいかわらず彼女は全身を使って重いペダルと格闘している。
俺はもうすぐ頂上だと、心の中で応援しつつ平地になったら追い抜いて前に出る準備をし始めていた。

 

前を走る彼女は、あと15メートルほどで坂の頂上というところで、大きく空を見上げ・・・突然叫んだ

 

 

「ファッキン 排気ガス ちょーくせぇよぉぉぉおおおぉぉぉお!!!!」

「ハゲェェェェ !! くそはえぇえぇえぇぇ!!!」

 

「ちぃーきしょぉぉぉおおぉぉおおっぉぉぉ!!!!!」

 

あまりに上げしい叫びのためか、かぶっていた帽子が俺の目の前に落ちた。
うぉぉ、これは面白いぞ !

拾って、ジュースでも奢って変人仲間にしよう。

 

いやまて、俺はお腹を壊していて、更に暑さで朦朧としながら家路を急いでいたんじゃないのか?
それにここは埼玉だ。 埼玉は怖いところだ。 魔境グンマーの玄関口だ。

一瞬のうちに激しい葛藤をしていると、すぐ後ろを走る俺に彼女が気づいた。
こちらを振り返り、ハーフっぽい顔ではにかんだ。

 

「きょ、今日の排気ガス ヒドイネ♡」
「あ、いつもヒドイネ・・・あはは」

 

おい、狂気はどこに落とした?
帽子かぶると、もう一度その狂気を見せてくれるか?

よし、爆笑しながら帽子を拾い・・・・・!!??

 

は、腹が痛い !!!
ちょっとまて、俺・・・うんこ我慢しながら家に向かってた。 そうだった。 たったの3時間走るうちに何回トイレに駆け込んだんだ俺は。 仮に、仮にだ、ここで声をかけるだろ、ちょっとそのへんでお茶しようにも俺は汗まみれのサイクルジャージだ。 公園の自動販売機が関の山だぞ。 よく考えろ俺、ここはグンマーの玄関口埼玉だ! 突然刺されて熊鍋にされても文句は言えないぞ。埼玉怖い!! それよりうんこだよ。 どうするんだよ俺。 おっぱいよりうんこだろ俺。

 

頭の中が様々な葛藤でイッパイになってしまった俺は、彼女に曖昧な微笑みを向けて、その場を立ち去った。

 

ちょっと面白くも甘酸っぱい初夏の物語だな。
なんて、シャワーを浴びながら思ったので、ここに書き残しておく。

レーサーパンツ なめててゴメンナサイ

先日のロングライドイベントに参加する際に、最終兵器としてパールイズミのレーサーパンツを導入してみたら、ぶったまげたよって話です。

先に結論を言っておくと、大体200kmを8時間+休憩3時間で土曜日は走り翌日はちょっと少なめの60〜100kmを走り月曜日は普通に仕事に出られていた程度の体力と走力がありましたが・・・

年始の大怪我で殆ど走れず、イベントの3週間前にトレーニングを開始したものの、170km(東京湾一周してきた)で翌日何もできなくなるレベルの疲労を覚える程度に衰えてしまっていました。

特にお尻と怪我の後遺症の腰が痛すぎてどうにもならなかった状態で佐渡ロングライド210を完走できる自信は皆無という状況から、見事完走することが出来ました。

 

「何が違ったの?」
を、新鮮なうちに書き留めておこうと思います。

 

◆今までの適当ジャージ

さて、今まではランニング用のジャージを裾を巻き上げ、下に激安なパッド付きのインナーパンツを履いて走っていました。

 こんなやつですね。 この上にユニクロジャージのズボンと、ラガーシャツといういでたちです。

ぶっちゃっけ、160kmくらいまでなら、こんなんで十分でした。
200km走ると、お尻や内股が擦れて痛みますが無視できなくもないレベルのものでした。

 

ところが1月の大転倒で、肋と腰をやってしまい3ヶ月は全く走れずに過ごし、いざ走り始めてみるも前記の通りの有り様でした。

佐渡ロングライドでは210kmを11時間で走り切らねばならず、大変厳しい状況です。

 

◆ロードバイクの戦闘服

一般的にロードレーサーに乗る際の戦闘服というと、上下ピチピチの、変態 サイクルジャージというやつで、体にぴっちりフィットして「空気抵抗が低い」ことを売りにしていたりします。

みなさんは、これを着てファミレスとかカフェとかコンビニに入れますか?
オイラは無理です。

そして、自動車やエンジン付きのバイクも嗜んで来た身としては、50km/hかそこらで空気抵抗もなにも無いだろうがwww
と、考えておりました。 それは半分当たっていて、半分は外れていました。

 

しかし、背に腹は変えられない。とりあえずお尻と腰の痛みがなんとかなれば後は気合でどうにでもなるだろう。
という具合で、ものは試しに

「一番良い 変態 レーサーパンツをくれ」

Amazonさんにお願いをしてみました。
もうね、これ履くなら上もサイクルジャージで良いじゃない。 と、思いサイクルジャージもお買い上げ。

 

 3Lのジャージ(上)に泣かされたパールイズミさん、こんなものを作っていたんですね。

早く言ってよwww

ウエスト96センチの自分でも履くことができる数少ない製品です。
色々と試着してみた結果、MavicとボントレガーはXOサイズであれば着られましたが、日本のメーカーは壊滅状態でした。
そんななか、こんな商品を発見してしまいました。

 

◆さっそく試走

届いた日の夜(イベント3日前)に、早速50kmほどを走ってみました。

ケイデンス30あげまーす」

もの凄く足が回るようになりました。 正直ビビった。
ただ、違うのは空気抵抗などではなく摩擦ですね。

今までのインナーパンツと体の摩擦、それからジャージと体、ジャージとサドルの摩擦が一気に減った。

ここ大事です。テストに出ます。

 

「周囲の視線の痛さは5倍に跳ね上がるが、足の回転の重さは1割引だっ!!」

自分の初レーサーパンツの感想はこんな感じでした。

体感で1割くらいは違いを感じたかな。

楽ですよ。 とても。

 

んで、無事にイベントも感想出来たので、しばらくは最初の装備に戻ろうと思いますw

ちゃんちゃんw

色々壊れて辛い

先日悩んでいたサイクルコンピュータは、SIGMA ROX 9.1を購入!

パワーメーター(予測値)は、楽しいが走りながら見ている暇はない。
そして、どうも初期不良品を掴んだらしく、バックライトON操作をすると画面が真っ白になります。

これはしかたがないので、返品することにしました。

 

そして、先月買ったばかりのWH-6800の前輪は、スポーク切れ。

 

 

ROXはAmazon並行輸入品だったので、交換はしてくれないらしく返品&返金で対応してもらうことに。
また同じのを買うのか、Edged510Jに買い換えるかで、しばらく悩めそうです。

 

ホイールは・・・ショップにクレーム。
これで、修理してもすぐにスポーク切れを起こすなら、手組に行こうかな。