レーサーパンツ なめててゴメンナサイ

先日のロングライドイベントに参加する際に、最終兵器としてパールイズミのレーサーパンツを導入してみたら、ぶったまげたよって話です。

先に結論を言っておくと、大体200kmを8時間+休憩3時間で土曜日は走り翌日はちょっと少なめの60〜100kmを走り月曜日は普通に仕事に出られていた程度の体力と走力がありましたが・・・

年始の大怪我で殆ど走れず、イベントの3週間前にトレーニングを開始したものの、170km(東京湾一周してきた)で翌日何もできなくなるレベルの疲労を覚える程度に衰えてしまっていました。

特にお尻と怪我の後遺症の腰が痛すぎてどうにもならなかった状態で佐渡ロングライド210を完走できる自信は皆無という状況から、見事完走することが出来ました。

 

「何が違ったの?」
を、新鮮なうちに書き留めておこうと思います。

 

◆今までの適当ジャージ

さて、今まではランニング用のジャージを裾を巻き上げ、下に激安なパッド付きのインナーパンツを履いて走っていました。

 こんなやつですね。 この上にユニクロジャージのズボンと、ラガーシャツといういでたちです。

ぶっちゃっけ、160kmくらいまでなら、こんなんで十分でした。
200km走ると、お尻や内股が擦れて痛みますが無視できなくもないレベルのものでした。

 

ところが1月の大転倒で、肋と腰をやってしまい3ヶ月は全く走れずに過ごし、いざ走り始めてみるも前記の通りの有り様でした。

佐渡ロングライドでは210kmを11時間で走り切らねばならず、大変厳しい状況です。

 

◆ロードバイクの戦闘服

一般的にロードレーサーに乗る際の戦闘服というと、上下ピチピチの、変態 サイクルジャージというやつで、体にぴっちりフィットして「空気抵抗が低い」ことを売りにしていたりします。

みなさんは、これを着てファミレスとかカフェとかコンビニに入れますか?
オイラは無理です。

そして、自動車やエンジン付きのバイクも嗜んで来た身としては、50km/hかそこらで空気抵抗もなにも無いだろうがwww
と、考えておりました。 それは半分当たっていて、半分は外れていました。

 

しかし、背に腹は変えられない。とりあえずお尻と腰の痛みがなんとかなれば後は気合でどうにでもなるだろう。
という具合で、ものは試しに

「一番良い 変態 レーサーパンツをくれ」

Amazonさんにお願いをしてみました。
もうね、これ履くなら上もサイクルジャージで良いじゃない。 と、思いサイクルジャージもお買い上げ。

 

 3Lのジャージ(上)に泣かされたパールイズミさん、こんなものを作っていたんですね。

早く言ってよwww

ウエスト96センチの自分でも履くことができる数少ない製品です。
色々と試着してみた結果、MavicとボントレガーはXOサイズであれば着られましたが、日本のメーカーは壊滅状態でした。
そんななか、こんな商品を発見してしまいました。

 

◆さっそく試走

届いた日の夜(イベント3日前)に、早速50kmほどを走ってみました。

ケイデンス30あげまーす」

もの凄く足が回るようになりました。 正直ビビった。
ただ、違うのは空気抵抗などではなく摩擦ですね。

今までのインナーパンツと体の摩擦、それからジャージと体、ジャージとサドルの摩擦が一気に減った。

ここ大事です。テストに出ます。

 

「周囲の視線の痛さは5倍に跳ね上がるが、足の回転の重さは1割引だっ!!」

自分の初レーサーパンツの感想はこんな感じでした。

体感で1割くらいは違いを感じたかな。

楽ですよ。 とても。

 

んで、無事にイベントも感想出来たので、しばらくは最初の装備に戻ろうと思いますw

ちゃんちゃんw