VAPE ビルド時の抵抗値による味の違い
今回は、調べてもなかなか情報が見つからなかった事を、実験してみた結果について共有しておきます。
概要
せっかちな人向けに手短に説明すると、全く同じ電力(ワット数)でもコイルの抵抗値(巻数?)で味が変わる。
抵抗値が高い(体積の大きい)方が、温度が低くなり味が強く出ます。
コイルはカンタルA1 26G、アトマイザーは fodi f2 、MODは eLeaf Aster を使用しています。
相関関係をまとめるとこんな感じです。
VWは同じく10wとして、コイルの巻数のみ変更した場合の変化
- 6巻(0.78Ω)
味が薄くなり、ミスト&ニコチンがキツく感じる
甘みが減り、焚き火系の味が増す- 11巻(1.39Ω)
味が濃くなり、ミスト&ニコチンの喉への刺激が減る
甘みが増し、焚き火系の味が減る
何を試したの?
今回はRDAのビルドの中でも、コイルの巻数についてお話をします。
同じワット数の場合、コイルの抵抗値(巻数)で味の違いは出るのかを実験しました。
背景
テクニカルMODを使っていると、コイルの抵抗値が違っていても、VWモードを使ったり温度管理機能を使えば、ほぼ同じ味と煙の量が得られる・・・的な説明を見かけませんか?
本当かなー
違う気がするんだけれどなー
と、モヤモヤした気持ちになっていましたが、現状にあまり不満が無かったのでテクニカルMODを購入してから1ヶ月ほど、同じような巻き方でベイピングを楽しんでいました。
1.5Ω 11w でベイピングをしていると、甘みが少ないリキッドを使っている事もあり、コイルが大変長持ちします。
1ヶ月位使って、ようやくガンクが目立ち、ドライバーンをしても汚れが落ちなくなってきました。
そろそろコイル交換しようかなー
あ、ちょっと実験してみよう。そうしよう。
多分、味が違うんだろうなぁ、、、大差なければ低抵抗の方が立ち上がりが早くて楽だなぁ・・・
そんな軽い気持ちで実験を行うことにしました。
それとはうらはらに、このブログを書いている時間まで入れると3時間ほど消費してしまい、プチ後悔をしていますw
まぁ、偉そうに語れるほどの経験値はまだ積んでいませんが、誰かの役に立てば良いかなと思います。
結果発表
実験環境を書いておくと、コイルはカンタルA1 26G、アトマイザーは fodi f2 、MODは eLeaf Aster を使用しています。
比較対象は1.52Ωで、前回ビルドしたコイルです。
リキッドに関しては、前の記事で説明をしたミックスリキッドを使用しています。
6巻(0.78Ω)
あれ・・・?
dunhill をサブオーム機で吸った時の、蚊取り線香臭が増加しているぞ。
あと、dark leaf の吸い込んだ時の複雑な香ばしい味と、吐き出す時に感じていた甘みが消えたぞー
全体的に煙たい感じの味に変化しました。
ニコチンの喉への刺激も増して、、、全く美味しくありません。
11巻(1.39Ω)
前回と同じ1.5Ωくらいを狙ったはずですが、なんかズレますよねw
僕のスキル不足ですw
さて、お味の方は・・・
おぉー!! だいたい元通り!!
オイチイ!!!
結論 & 考察
さて、何故こんな差が生まれたのでしょうか。
簡単に言うと、コイルの体積あたりの仕事量(熱量)が変わるので、温度も変わり、味も当然変わる。
と、言うことかなと考えました。
巻数が少ない(体積が少ない)コイルでの10wと、巻数が多い(体積が多い)コイルでの10wは、電池から見た仕事量は同じになります。
しかしコイルの体積あたりの仕事量でみると、体積が少ない(抵抗値が低い)コイルの方が多くなります。
仕事量ってのは、そのまま熱量に置き換えられるので、コイルの温度が上がり味の変化が生まれたのかなと思います。
実は6wくらいで吸うと、同じような味が得られたのではないかなぁ
ってことは・・・コイルの種類を変えても味が変化するぞ、表面積もあわせて考えると・・・まだまだ奥が深いぞ・・・・
などなど、思ったりもしますが、試すのが面倒なので、今回はこのあたりで終わらせようと思います。
実は新しいリキッドを購入したので、そちらのレビューもしようかと思っていのですが・・・正直燃え尽きましたw
- Jazzy boba
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またそのうち詳しい記事をアップしまーす。
じゃぁねー